カーボンニュートラルニュース vol.64
(2025.12.20)
㈱INPEXのブルー水素・
アンモニア製造・利用プラントが
新潟・柏崎に完成
年間700㌧の
水素と500㌧のアンモニア製造を目指す
㈱INPEXが新潟県柏崎市で建設をすすめてきたブルー水素・アンモニア製造・利用一貫実験プラントが完成し、11月に開所式が開かれた。
製造過程で発生するCO₂の大気排出を極力抑えたブルー水素とアンモニアの製造からその利用までの「地産地消」型プロジェクトは日本初という。開所式で上田隆之社長は「プラントによってクリーン水素、クリーンアンモニア事業の先駆者となっていきたい。将来の水素社会に向けて大きく歩みをすすめたい」と話した。
2022年に事業決定し、完成にあわせて「柏崎水素パーク」と命名された。水素の原料となるガスはINPEXが新潟県内で操業する南長岡ガス田を利用。製造過程で発生するCO₂は、ガス生産を終了した東柏崎ガス田の地下貯蔵層に圧入して大気への排出を抑えるという。同プラントは現在試運転中で、来年春の本格稼働を目指す。製造された水素は水素発電設備を通して県内に供給される。また一部の水素からはアンモニアも製造し、県内の化学メーカーに供給する。INPEXによると、水素は年間700㌧、アンモニアは同500㌧の製造を予定している。