カーボンニュートラルニュース vol.81

(2026.04.30)


カナデビアがインドの
再生可能エネルギー開発会社とMOU締結
インドの人口最大州での
グリーン水素製造を見込む


 カナデビア㈱はこのほど、インドの再生可能エネルギー開発事業者であるインフィスター・エナジー社と同国ウッタルプラデシュ州でのグリーン水素製造に関する協議・検討・協力を目的としたMOU(協力覚書)を締結した。

コロンブス2604
MOU署名式の様子:(中央左)山梨県知事の長崎幸太郎氏、(中央右)インド・ウッタルプラデシュ州州首相のヨギ・アディティヤナート氏、(左端)カナデビア㈱執行役員脱炭素化事業本部長の山本淳一氏、(右端)インフィスター社Chairman & Managing DirectorのSuhrid V.Sarabhai氏

 このMOUは、インドの州で最大の人口を有し、太陽エネルギー政策などをすすめるウッタルプラデシュ州と山梨県との間のパートナーシップのもとで実現されたもの。両自治体は2024年に互恵関係の構築に向けた基本合意書を締結、今年2月26日には甲府市内に同州のヨギ・アディティヤナート州首相を招き、グリーン水素技術の推進や人的交流などの連携に向けた「国際交流協力に係る意見交換会」が開かれたが、その一環として今回のMOU交渉も進められた。

 カナデビアの広報担当によれば、「インドではこれから水素などグリーンエネルギー需要が増えていくと見込まれている。MOUに基づいてどのような事業を行っていくかは未定。ただ、カナデビアは現在、28年度末をメドに山梨県都留市厚原の新工業団地に水電解スタック(※)の量産工場を建設しており、ここで製造される水電解スタックをインドにも供給したい」としている。

※水を水素と酸素に電気分解する装置